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はじめてのJuniper(JUNOS)~よく使うコマンドと確認ポイント show interface編~

Juniper(JUNOS)show interfacesコマンド

show interfaces terse

インターフェイスのアドレス情報やup/downの状態を確認するコマンドです。
通常、作業前後や故障対応でインタフェース状態の確認時に使用します。


user@host> show interfaces terse
Interface   Admin  Link Proto   Local    Remote
xe-0/0/0   down  down :確認ポイント①
xe-0/0/1   up  up
xe-0/0/2   up  up
xe-0/0/3   up  up
so-0/0/0.0  up  up  inet 10.1.1.1/30 :確認ポイント②
ge-1/3/0.0  up  up  inet --> 0/0
ge-7/0/0   up   up
ge-7/0/0.0  up   up  inet 10.2.1.1/30
ge-7/0/0.1  up  up  inet 10.2.1.5/30

ポイント①Admin/Link状態の確認

インターフェースのリンク状態を確認します。運用状態であればup upですね。
設定前であったり故障でup down/down down状態の場合は、設定内容や接続ケーブルの状態を確認しましょう。
"up down"はインタフェースは開放しているけど、物理回線がNG(繋がっていない、TX/RX逆など)
"down down"はインタフェースは閉塞していて、物理回線は不明(開放後downの状態時は物理回線が問題あり)

確認ポイント

up up:Administratively Enabled, Physical link is Down(通信可能)
up down: Administratively Enabled, Physical link is Down(通信不可)
down down:Administratively down, Physical link is Down(通信不可)

 

ポイント②インタフェースのIPアドレスを確認する

作業対象のインターフェースのIPアドレス情報が必要な場合は、このコマンドを実行して情報を得ます。また、IPアドレスの重複を確認する際にも利用します。

 

(参考)Ciscoコマンドの場合


show ip interface brief

show interfaces descriptions

インターフェースのリンク状態と接続先の情報(description)を一覧で表示するコマンドです。
運用では一番利用頻度の高いコマンドとなります。
対象インタフェースの接続先に何が繋がっているかを明確にするために、各インタフェースdescriptionの設定を必ず実施しましょう。


user@host> show interfaces descriptions
Interface Admin Link Description
ge-1/0/0  up up   SW#1
ge-2/0/0  up up   SW#2
xe-3/0/0  up up   Core-T640#1
xe-4/0/0  up up   Core-T640#2
xe-5/0/0  up up   GW

 

(参考)Ciscoコマンドの場合


show interfaces description

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